農園

牛と大地の恵みで育つ
健康な野菜づくりを追いかけて

牛フンを自然に発酵させるシステムをつくり、
ゆっくりと時間をかけてできあがる牛フン堆肥を使って
土づくりから行っている吉浦牧場の野菜づくり。
甘みのあるおいしいキャベツをはじめ、
酪農を営む牧場だからできる
健康な野菜づくりに取り組んでいます。

野菜栽培

牛の寝床用だけでは余ってしまう牛フン堆肥をいかそうと、使っていない牧草地を耕して野菜づくりを始めたのが最初のきっかけです。発酵した健康な堆肥をしっかりと入れた大地で育つキャベツは、花を咲かせる必要がないのでどんどん大きく育ち、甘みのあるおいしいキャベツが収穫できます。今では年間700トン以上の生産量を誇るまでに成長。「前年よりもよくなればいい」というおおらかな考えのもと、試行錯誤を繰り返しながらブロッコリーなどのいろいろな野菜づくりに挑戦しています。

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土壌改良

野菜づくりで一番大切なのは、なんといっても土づくり。畑の土を深く掘り起こす耕運機・リバーシブルプラウとソイルミックスを購入して排水性を向上させたら、根の張り方がよくなって、より甘いキャベツができるようになりました。また、枝豆やニンニク栽培にも挑戦した結果、わかったのは“野菜は科学”だということ。野菜ごとに必要となる窒素などの成分やpHバランスは違います。野菜と土壌をどう組み合わせるか?吉浦牧場にあった堆肥を好む野菜はなにか?科学的な視点から野菜づくりを考えています。

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